FC2ブログ

M&K

18禁BLゲーム「鬼畜眼鏡」に溺れる管理人の萌えやSSで構成されたブログです。  ※18歳未満(高校生含む)はお引き取りください。  リンクフリーです。(詳しくは「はじめに」をご覧下さい。)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

御克忍者パロSS3/Ver.克哉忍者

みどかつ忍者もの、ノマ克が忍者・御堂さんはえろ殿の第三弾(最終話)です。
第一弾/第二段

本番ありですヨ!

では、続きからどうぞ。

克哉たちは城に戻らず、領地のとある宿に部屋を取った。

御堂が疲れただの城にはまだ戻りたくないだのと、我侭を言ったからだ。仕方なく克哉は伝書鳩を飛ばし、御堂の無事と宿を城に知らせ、一晩御堂を警護することになった。

ここは敵国との境にある山のふもとの温泉街で、景色と温泉、そして料理が素晴らしい町だ。
観光地であるから様々な人間が出入りするので、優秀な奉行に預からせているためそれなりに安全だ。

克哉はここで一番格上の旅館を取った。
家出などというとんでもないことをしでかしはしたが、御堂はこの国の君主である。出来うる限り良質な待遇をしてもらわなければならない。旅館側には御堂の身分は明かさないものの、随分な上流階級にあるお方だと念を押しておいた。
そのお陰か女将直々の世話や料理は一流で、緊迫した一日を過ごした克哉はほっと息を吐くことができた。

宿まで逃げてくる間は必死で何も会話がなかったものの、部屋に入った瞬間から御堂は克哉に激しく詰問してきた。先程の敵国の茶屋での克哉の発言の真意を問おうと言うわけだ。

『貴方は何もわかっていない―…』
『このわからずやっ!!』
『オレがどれだけ貴方を想っているのかを!!』

思い出すと火が出るほど恥ずかしく、そして無礼な台詞の数々だ。

しかしあの時は衝動に任せて言ってしまったが、危険がなくなった今冷静になると、何とも説明できないものである。恥ずかしさもあるし、自らの感情がまだ曖昧で、言葉にできないのだ。
取り敢えず食事をしようと誤魔化してしまった。御堂も嫌々従ってくれた。

「さて、克哉。そろそろ答えてもらおうか。あのときの言葉の意味を」
「ぐ…」

が、食事を下げてもらった早々、御堂は尋問を再開した。こういう御堂の容赦の無さは今まで政治取引で自国の為に幾度も貢献してきたものだ。しかしここでそんなもの発揮しないで欲しいと克哉は胸中で愚痴を零す。

「あれは…勢いで…」
「では言葉の綾だということか」
「それは…。あなたが無事に見つかった安心と、貴方がわからずやだったから言ってしまっただけで…。嘘ではありません……」

もごもごと視線を逸らして言う克哉に、御堂はこちらを見るようにと命ずる。克哉が渋々従うと、真剣な眼で見返してくる瞳がそこにはあった。

「『君が大切なのは自国の主だ』と言った私が『わからずや』なんだろう? では、君の大切なものは何なんだ?」
「あ…」

強く真っ直ぐ向けられる視線に、克哉は完全に捉えられた。
催眠術にでもかかったように、それから逃れられなくなってしまう。

囁き声に滲む真剣さにも眩暈がした。ゆっくりと伸びてくる御堂の手に、抗うことは出来ない。
克哉の頬にそっと触れたその手は、克哉にあの時の感情を鮮やかに甦らせた。

御堂が殿であるからではない。克哉が忍びだからではない。
ただ、御堂という男を、克哉が、『大切』に想っているのだ。

「毎晩…あなたに抱かれるのは辛かった」
「っ!」
「勿論身体もですが、何より心が辛かった。女のように、お稚児のように、ただ貴方の性欲を紛らわすために抱かれるのは悲しかったんです。
貴方にどうでも良いと思われているから、だからこんな扱いを受けるのだと、自嘲した日もありました」

御堂が克哉の頬を包んでいる手に、克哉も自らの手を重ねる。
じっと見つめあったまま、静かに克哉は告白を続けた。

「それでも貴方に従う自分の気持ちが、オレにもよくわからなかった。でも今日、さっき、わかりました。…オレは、貴方が…」

好きなんです。

呟くように吐露された言葉に、御堂の手に力がこもったのが分かった。克哉も負けじと御堂の手を強く握る。

「殿が、好きです…」
「ふんっ。……初めからそう言えばいいんだ」

目を逸らし吐き捨てるように御堂は言うが、しかし、耳の赤さと声で、克哉には照れ隠しだと知れてしまった。
可愛らしい御堂に克哉の胸が熱くなっていく。

「殿…。貴方はオレのこと、どう思っていますか……?」
「…こほん」

わざとらしく咳をした御堂は、克哉の手を取り立ち上がって、何も言わず隣の布団が敷かれた部屋まで克哉を連れて行った。
布団に克哉を押し倒し上から覆いかぶさり、激しく唇を吸う。

「ふ、ん…!」
「んぅ、……んはぁっ」

何度も角度を変え相手の総てを吸い尽くそうとするかのように、二人は長い時間をかけて口づけを交わした。克哉が息が続かなくなって御堂の肩を掴んだとき、ようやく口付けは解かれて、潤んだ瞳と熱い瞳とが見詰め合った。

「…わかったか?」

低い問いかけに克哉の腰奥に灯がともった。
その灯はじんわりと体中に広がってゆき、堪え切れなくて克哉の足指まで痺れるようだった。

「はい……」

うっとりと笑う克哉を、眩しそうに御堂はその眼に映す。そして頬、額、鼻先、口唇にと口付ける。唇を押し付けて、吸って、舐めて。
克哉が擽ったそうに逃げようとするのを許さず、御堂は克哉を愛撫した。

「は…っ」

克哉の吐息に熱が篭り、脚を動かして身を捩り始めた頃、ようよう御堂は口付けの雨を降らせることを止めた。

「克哉、君を愛したい…。いいか?」
「っ!」

今まで無理矢理抱かれたことは数知れないが、こうして不安げに瞳を揺らして許しを請われたことはない。克哉は御堂の愛に感激し、涙を零した。

何度も抱かれて、貫かれて、卑猥な行為の要求に応えてしまったけれど、それでも克哉は一度も御堂の背に手を回したことはなかった。それは物理的に向き合って交わったことがないからではなく、精神的に、御堂に応え受け入れる行為を、克哉はしたことがなかったのだ。昨日までのように諦めたように抱かれる前はひどく抵抗していた。

「はい。殿、抱いて…」

しかし思いが通じ合った今、克哉は自ら御堂の背中に腕を回して、行為をねだった。克哉はずっと、今まで自分もこうしたいと感じていたのだと悟った。
ずっと、御堂を愛したかったのだ。

克哉が素直にねだってくれるその光景に御堂の雄は昂奮し、もう我慢できないというように素早い手付きで克哉の着物の袷を開いた。

滑らかな白い肌に手を這わして、口付けを贈る。無駄のない筋肉は御堂を守るため鍛えられたもので、克哉が呼吸するたびに形を変える様が妖しかった。胸の尖りに手が触れたとき、艶かしい吐息が御堂の耳に掛かって体が震えた。

御堂は狂いそうになるくらいの欲望と歓喜にせっつかれるまま、克哉の身体を貪った。御堂の愛撫にいちいち敏感に反応する克哉が可愛くて、愛おしくて、御堂は今自分のどうしようもない渇きを潤せる唯一の存在を、優しく味わうのだった。

「あ、殿…」

御堂が克哉の腹に付きそうなほどそそり立ったものを口に含むと、克哉は戸惑いと非難の色を乗せた声を上げた。しかし克哉の抗議など無視して、御堂は口淫を続ける。

「やっ! 熱いぃ…!」

常は理路整然とした言葉が放たれる御堂の口が、今は克哉の欲望を銜えている。
その事実は、克哉の頭を焼き切りそうなくらいに激しい焔を生んだ。

今までさせられたことはあってもされたことはなかった行為に、克哉の若い身体は溺れるしかなかった。しかし途方もない快楽の海を彷徨うのはひどく恐くて、克哉は御堂の頭を撫でた。髪や耳、首を愛撫し、自分が今感じていることを伝える。

最初は口淫を嫌がっていたはずなのに、無意識のうちに克哉の腰は揺れていて、それを自覚してすさまじい羞恥心を感じた。しかしそれでも腰を止められないのだ。抗いがたい快美感が克哉を包み込んでしまう。

「克哉…」

今にも達しそうな程克哉を追い詰めてから、御堂は身を起こした。彼と素肌が触れ合う場所が少しもなくなって、克哉は言いようのない不安に襲われ、咄嗟に御堂に飛びついた。

「いや! 放さないで!」
「っ! …―放すものか、君を。絶対に…っ」
「ん、殿…!」

御堂は纏っていた着物を脱いだだけで、直ぐまた克哉に圧し掛かった。きつく抱きしめ合って、唇を奪い合う。
御堂は克哉の先走りを掬い取り、指に絡ませてからその指を克哉の後孔に差し入れた。

毎晩の交わりのお陰で行為に慣れたそこは、いやらしく蠕動しながら御堂の指を飲み込んだ。克哉の中を縦横無尽に掻き回すと、直ぐに解れてゆく。

「はふ、ぁん……やっ……いぃっ」
「か…つ、や…。もう、君の中に入りたい…」
「はい。…早く、来て……」

御堂は勢いよく指を引き抜くと、ぽっかりと空いた孔を埋めるように素早く楔を打ち立てた。
一際高く克哉が喘いで、御堂の背に回った腕にもより力が篭る。御堂も食い千切られんばかりの締め付けに抗い、何とか腰を揺すり始めた。

一抜き一入れの度に大きな快感が二人を蕩かせるようだった。徐々に激しくなる行為はかつて無いほどの速さで二人を高めた。

全身からしっとりと汗が滲み、まるで湯気が出そうなほどに体の芯から熱くなっていた。強く腰を打ちつける猥らなねが響いている。
それらの事実がまた二人を昂奮させ、さらに行為は激しさを増すのだ。

「あ! いくっ! も、だめぇ、……あぁっ!!」
「ん……く! …ふ……っ」

絶頂を極めた二人はそのまま二回目に入り、早急に愛し合ったのだった。



***



――御堂の『家出』は世間には隠され、何事も無かったように日々は過ぎていった。ただひとつの点を除いては。

そう。

御堂には心強い部下であり、心休まる恋人が出来たのだ。
克哉という忍びが。

御堂は武将としては責められたことだが、生涯妻を持たなかった。養子を迎えて、克哉と二人で彼を育て、国を更に大きくすることに心血を注いだ。

その国は平和で豊かで、何より愛に満ちた国になったと言う。



これはとある時代、とある国の、とある殿と忍びの恋物語…。




スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。